「求人票だけなら、応募していなかった」。TAMA WORKでStock Fineへ転職した辻さんの話

1日450件の架電、午前4時30分の始発通勤を経て、辻さんが選んだのは立川のIFA法人・Stock Fineでした。TAMA WORKの記事が応募を後押しし、転職後は1日約6時間の「自分の時間」を取り戻した転職ストーリーを紹介します。

この会社の特徴

2026年5月、TAMA WORKを通して、立川市の株式会社Stock Fineに新しい社員が入社しました。

入社したのは、35歳の辻さんです。

TAMA WORKの記事を読むまで、辻さんはIFAという仕事を知りませんでした。それでも記事をきっかけに応募し、現在はこれまでの金融経験を生かしながら、新しいキャリアを歩み始めています。

辻さんは、なぜ未知の仕事に挑戦しようと思ったのか。転職を考えた背景から、入社後に変わった働き方と暮らしまでを伺いました。

1日450件の電話。それでもアポイントは、多くて2件

辻さんは新卒で都内の信用金庫に入社し、約11年間勤務しました。その後、生命保険代理店へ転職します。

そこで経験したのは、電話による新規開拓を中心とした営業でした。

多い日には1日450件の電話をかけても、アポイントにつながるのは、多くて2件ほど。電話を切ると、すぐに次の番号へかける。その繰り返しで、昼食を取らずに働くことも珍しくありませんでした。

通勤と勤務時間の負担も重なります。

午前4時30分の始発で出勤する日がある一方、帰宅が終電近くになることもありました。仕事と通勤だけで一日の大半が終わり、辻さんは精神的にも肉体的にも疲れ切っていきました。

売上を優先する社内の空気や人間関係にも悩み、約1年で退職を決意します。

ただし、次の転職では、給与や会社名だけで決めたくありませんでした。

経営者は何を大切にしているのか。社員はどのように働いているのか。求人情報に書かれていることと、実際の職場に違いはないか。

同じ後悔を繰り返さないためにも、会社の中身まで理解してから応募したい。その思いが、次の仕事を探すうえでの軸になりました。

「多摩地域で働く」を諦めずに探した

会社選びとともに、辻さんが大切にしたのが勤務地です。

生まれ育った立川・多摩地域への愛着があり、都心までの長い通勤も見直したい。そこで複数の大手転職サイトに登録し、「多摩地域 転職」などの言葉で仕事を探しました。

しかし、希望していた立川周辺の求人は、なかなか見つかりませんでした。

そんなとき、検索を通してたどり着いたのが、TAMA WORKに掲載されていたStock Fineの記事です。

そこには募集職種や給与だけでなく、会社が設立された背景、創業メンバーの考え方、職場の雰囲気まで、約4,000字にわたって紹介されていました。

知らなかったIFAという仕事が、転職先の候補になった

Stock Fineは、立川市に本社を置くIFA法人です。

IFAとは、特定の金融機関に所属せず、お客様のライフプランに合わせて資産運用を支援する独立系のファイナンシャルアドバイザーを指します。

辻さんにとっては、初めて知る仕事でした。

35歳で経験のない働き方へ移ることに、不安がなかったわけではありません。それでも、信用金庫や生命保険代理店で培った金融の知識と営業経験を生かせる可能性を感じました。

記事の中で、辻さんが最も心に残ったのは、創業メンバーの藤井嵩大さんが語った、次の言葉でした。

「『ミスをしても責めない』こと。ミスは誰でも起こしてしまうものです。大事なのは、なぜミスをしたのか、どうやったら防ぐことができるのかを突き止めることです」

前職で社内の人間関係にも悩んでいた辻さんにとって、この言葉は、単なる社風の紹介ではありませんでした。

失敗したとき、会社は社員とどのように向き合うのか。次の転職で確かめたかったことに対する、一つの答えが、この言葉の中にありました。

今回の取材で、「TAMA WORKの記事がなかったら、Stock Fineに応募していましたか」と尋ねると、辻さんはこう答えました。

「応募していなかったと思います」

知らなかった仕事が、自分の経験を生かせる転職先へと変わった。その間をつないだのが、求人票の枠を超えて会社の内側まで伝える記事でした。

面接の途中から、松本社長が加わった

選考は、カジュアルな面談から始まりました。

その途中から、Stock Fineの代表取締役社長である松本大樹さんが加わります。松本社長は、会社の良い面だけを並べるのではなく、現在の状況についても率直に話してくれました。

その場で内定を提示されましたが、辻さんはすぐには返事をせず、一度持ち帰ります。

両親にも相談し、翌日、入社の意思を伝えました。

記事を読んだだけで転職を決めたわけではありません。事前に知った会社の考え方を、自分の目と耳で確かめ、納得したうえでの決断でした。

入社後も、記事とのギャップはほとんどなかった

入社後は、業務に必要な資格を取得し直し、提携する証券会社で約1週間の研修を受けました。その後は先輩社員に同行し、実際のお客様とのやり取りを通して仕事を学んでいます。

座学だけで知識を詰め込むのではなく、現場で経験しながら身につけていくスタイルです。分からないことがあれば周囲に相談でき、創業メンバーから具体的な指摘を受けることもあります。

一方で、過度な報告を求められたり、必要性の低い会議に時間を取られたりすることはありません。自分の裁量で動きながら、必要なときには周囲から支援を受けられる。そのバランスが、辻さんには合っていました。

勤務時間、給与の計算方法、賞与の仕組みも、応募前に得ていた情報と実態が一致していました。

給与は前職を上回り、社内の人間関係も良好です。

入社前に抱いていたイメージと、実際に働き始めてからの印象。その間に、辻さんが心配していたような隔たりはありませんでした。

取り戻した時間を、次の成長に使う

現在の勤務時間は、マーケットが動く時間に合わせた9時から17時が基本です。仕事が終われば定時に退社でき、目的のない残業もありません。

通勤先も新宿から立川へ変わりました。現在は青梅から立川まで、ドアツードアで約1時間です。

働き方と通勤が変わったことで、辻さんが一日に自由に使える時間は、転職前より約6時間増えました。月20日勤務とすれば、単純計算で約120時間になります。

その時間を、辻さんは金融知識を深めるための読書に充てています。

2026年5月の入社から8月24日の取材までに読んだ本は、すでに5〜6冊。以前は年間1〜2冊ほどだったため、わずか数カ月で、それまでの1年分を上回る本を読んだことになります。

現在読んでいるのは、バートン・マルキール著の『ウォール街のランダム・ウォーカー』です。

お客様一人ひとりのリスク許容度に合わせ、長期的な視点からポートフォリオを提案するために、資産運用の本質を学び直しています。

働く時間が短くなったから、仕事に向き合う時間まで減ったわけではありません。

心と体に余裕が生まれたことで、自ら学び、これからの成長に使える時間が増えました。

転職によって変わったのは、生活の時間配分だけではありません。

その時間をどう使うかという、辻さん自身の意識も変わり始めています。

お客様と、長く付き合える仕事へ

辻さんがIFAの仕事に感じている魅力の一つが、お客様と長期的な関係を築けることです。

IFAには原則として転勤がなく、一人のお客様の資産形成に継続して関わることができます。生活や家族、将来の希望まで伺いながら、その人に合った資産運用を考えていく仕事です。

お客様の大切な資産に関わる以上、大きな責任があります。それでも、目先の契約だけを追うのではなく、時間をかけて信頼を積み重ねていくことに、辻さんはやりがいを感じています。

これまで培ってきた金融の経験を土台に、新しい専門性を身につけていく。IFAは、辻さんにとって、過去のキャリアを捨てずに新しい働き方へ進める仕事でもありました。

立川で働くことが、暮らしの安心にもつながった

辻さんにとって、立川は「帰ってくると安心できる場所」です。都心から電車で戻り、国分寺を過ぎる頃には、多摩地域へ帰ってきたという感覚になるといいます。

働く場所が立川になったことで、通勤の負担が減っただけでなく、自分が慣れ親しんだ地域との距離も近くなりました。

どこで働き、どのように時間を使い、これからどんな暮らしをつくっていくのか。
辻さんの転職は、仕事を変えるだけでなく、自分の生活を組み立て直す機会にもなりました。

条件の先にある「働く毎日」を伝える

求人票に並ぶ給与や勤務時間は、転職先を選ぶうえで欠かせない情報です。一方で、求職者が本当に知りたいのは、その条件のなかで、自分がどのような毎日を過ごすことになるのかではないでしょうか。

誰と働くのか。どのような考え方で仕事をするのか。失敗したとき、会社はどう向き合ってくれるのか。入社後の生活に、どんな変化が生まれるのか。

TAMA WORKがつくりたいのは、応募数だけを増やすための記事ではありません。

企業が大切にしていることと、求職者が大切にしたいことを、入社前に確かめ合える記事です。
会社の実像を正直に伝え、その内容に納得した人が応募する。そして、入社後も自分らしく働き続ける。
辻さんの転職は、求人記事が果たせる役割を、私たちに改めて教えてくれました。

取材日:2026年8月24日

※記事内の勤務状況や感想は、取材時点における辻さん個人の経験に基づくものです。現在の募集職種や雇用条件については、Stock Fineの求人記事をご確認ください。

募集要項

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