梅澤朗広の採用SDGs #1

このたび、TAMA WORK でブログを執筆させていただくことになりました、SDGusサポーターズ株式会社の梅澤朗広と申します。弊社はSDGsの普及と実践を通じて、持続可能な社会の実現に向けたサポートをしています。

この会社の特徴

このたび、TAMA WORK でブログを執筆させていただくことになりました、SDGusサポーターズ株式会社の梅澤朗広と申します。弊社はSDGsの普及と実践を通じて、持続可能な社会の実現に向けたサポートをしています。

 このブログでは、経営とSDGsに関する情報をお届けして参りますので、少しでも皆様のお役に立てましたら幸いです。
目次

SDGsについて

テレビや新聞、雑誌など各種メディアでSDGsという単語や、カラフルなアイコンを目にしたことがあるかと思います。



SDGsとは、「Sustainable Development Goals」(持続可能な開発目標)の略称で、2015年9月の国連サミットで採択された国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成する行動計画です。2030年に向けた17の大きなゴールと、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されています。
これまで「京都議定書」やSDGsの前身である「MDGs」など、国連では平和や開発、人権、環境などに関する多くの議論が行われてきました。それらの体系を統合したものがSDGsです。

国連には、様々な考えを持った国や地域が加盟しており、ロシアとウクライナの問題のように、全ての国や地域が承認する議案というのがありませんでした。SDGsは初めて全ての国や地域が承認した計画であることから、正に「人類がこれからも地球に住み続けられるように取り組むべき問題」といえます。

SDGsが目指すのは環境、社会、経済のバランスの取れた繁栄を目指すこと

SDGsの17のゴールは、大きく分けて「環境」「社会」「経済」の課題に分類されています。私たちの社会や経済の活動が安心して行える土台となるものが環境です。その土台となる環境において、猛暑や自然災害の規模の拡大などが私たちの生活や健康にも影響を及ぼしています。

環境省が「未来の天気予報」として、もし地球温暖化がこのまま進行した場合、2100年8月21日には各地で40度を超える日が増えるとしています。
環境への負荷を抑えるために、経営においても再生エネルギーの推進や脱炭素経営、カーボンニュートラルといった対策が求められています。ただし、山林への過剰なソーラーパネルの設置など、SDGsの本質から外れた取り組みに対する問題も出てきています。
SDGsは「持続可能な開発目標」とありますが、5つのP(People, Planet, Prosperity, Peace, Partnership)を基にしています。環境のために私たちの生活を犠牲にするのではなく、環境、社会、経済のバランスの取れた繁栄を意識した取り組みが求められています。

SDGsと経営の関係

ChatGPTが話題となり、AIが代替できる仕事が注目されるようになるなど、現代は特に進化や変化のスピードが増していると感じます。

経営において、進化や変化に対応するだけではなく、時代における課題の本質を捉えたうえで中長期の経営計画を持って事業を展開していくことが、持続可能な経営に繋がると考えています。 

時代における課題の本質を捉えるうえで、世界で解決すべき課題がSDGsの17のゴールと169のターゲットに集約されていること。その課題を世界におけるニーズ(ビジネスチャンス)と置き換え、ビジネスで解決すること。既存の取り組みにSDGsの観点を活用していくこと。新たなイノベーションへと取り入れていくこと。経営において、SDGsがヒントとなるような様々な事例をご紹介して参ります!

国内におけるSDGsの立ち位置

日本においても、総理大臣を本部長とするSDGs推進本部を設置して、各省庁の施策に反映しています。 
例えば、文部科学省では給付金型奨学金の支給(4質の高い教育をみんなに)、経済産業省では健康経営の推進(3すべての人に健康と福祉を)(8働きがいも経済成長も)といった政策や、持続可能なまちづくりや地域活性化への優れた都市の取り組みを認定するSDGs未来都市(多摩地域では日野市・東村山市)などに活かされています。

また、学習指導要領では持続可能な社会の創り手として、小学校から高校まで授業でSDGsを学ぶプログラムが定められています。私も小学校や中学校にてSDGsの講演をおこなっているのですが、八王子市立第四中学校では修学旅行で京都や奈良へ行く際には、生徒が事前学習として寺社仏閣やまちの産業、伝統工芸などの文化をSDGsの観点から学ぶよう指導されています。私が中学生だった30年前と比べると内容も変化してきています。

 三鷹市の小学校では、6年生が支給されたタブレットを使用し、興味を持ったSDGsについて、どのような取り組みができるか計画を考え、プレゼンテーションされたものを審査員として評価しました。「まちがゴミのないキレイに環境になれば、みんなが安心してもっとまちを好きになるから、ゴミ拾いを町内会に提案する!」というプレゼンテーションをした生徒もいました。 

子どもたちは学校でSDGsを学び、自分事としてどのゴールに取り組むことができるか、までを考えています。

SSDGsを学んだ子どもたちがこれから社会に出てくる。その時、採用する企業がどのようにSDGsを活用していくか。次回は、自社の想いや取り組みをSDGsを活用して採用に繋げた事例をご紹介して参ります!


梅澤 朗広
SDGusサポーターズ株式会社 代表取締役
日本JC公認SDGsアンバサダー
FC NossA八王子 アドバイザリーボード

大切にしている価値観:感謝・貢献・共創
野村證券、東京ヴェルディを経て2019年にSDGusサポーターズ株式会社を設立。SDGsの「持続可能な社会の実現」「誰一人とりのこさない」の理念に共感し、企業に対してCSV(共通価値の創造)の観点で事業活動と社会活動の両立に向けた経営サポートをおこなっています。SDGsと自社の活動に対する理解を深めてアクションを考えるワークショップや、様々なパートナーと連携して営業・広報・採用のサポートをおこなっています。

SDGsについて興味を持っている・相談したいなど、ぜひコチラ(リンク先アドレスを挿入)にお気軽にお問合せください。

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